南極大陸で採取された氷が子どもたちにお披露目され、氷から聞こえる2万年以上前の空気の音に聞き入っていた。

約70人の親子連れを前にお披露目された「南極の氷」。自衛隊の南極観測船「しらせ」が採取し持ち帰ったもので、30日に秋田市の自然科学学習館に贈られた。

氷のかけらが入ったコップに水を入れると…「炭酸水みたいな音」と目を輝かせる子ども。

氷は、数万年前から南極に降り積もった「空気を含んだ雪」が凍ってできたと考えられている。

2万年以上前の空気がパチパチとはじける音に、子どもたちは耳をすませていた。

子ども:
「きれいだなと思った。プチプチと音がする」

また、1年4カ月の間、観測船で活動した隊員が、南極までの道のりや寒さについても紹介し、子どもたちが南極への理解を深めていた。

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