連携協定を結ぶ山形・秋田の3つの水族館・動物園による「移動教室」が山形・鶴岡市の小学校で行われ、子どもたちが生きた動物たちと触れ合った。

実際に触れ生き物の理解深める

移動教室は、利用促進に関する連携協定を結ぶ鶴岡市の加茂水族館と秋田市大森山動物園、秋田・男鹿市の男鹿水族館GAOの3者が合同で行ったもので、それぞれが飼育する生き物が展示された。

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生き物に親しんで理解を深めてもらうことが狙いで、7月11日は鶴岡市の湯野浜小学校の子どもたちが学年ごとの班に分かれ見学した。

このうち秋田市大森山動物園のブースでは、アカコンゴウインコやモルモットなどの生きた動物が展示され、子どもたちが実際に触れながら親しんでいた。

あまりモルモットを見る機会がないと話す児童たちは、実際に触ってみて「気持ち良い。さらさらしている」と感じたようだ。

男鹿水族館のコーナーでは、アシカやアザラシの赤ちゃんと同じ重さ(約10kg)の人形が用意され、子どもたちが実際に抱き上げていた。

生まれたときは10kgほど。「結構重い」とのこと

このような取り組みは年に一度ぐらいしかできないそうで、加茂水族館の奥泉和也館長は、「継続して秋田・山形の動物園や水族館を知ってもらい利用促進し、生き物の理解を深めるチャンスになればいい」と期待を込める。

学校の体育館での生き物との触れ合いに、子どもたちは一様に目を輝かせていた。

(さくらんぼテレビ)

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