岩手県盛岡市の高校で7月23日からユニークな課外授業が始まりました。
その名は「美プロSUMMER」。さまざまな「美」をテーマとした授業を通して自分らしい学び方を身に付けてもらおうというこの試みを取材しました。
盛岡第二高校の教室では、生徒が国語の教諭から美しい写真の撮り方を学んでいます。
これは教諭が自分の得意分野と「美」を結びつけて行う「美プロSUMMER」と呼ばれる課外授業で、さまざまな「美」をテーマとした授業を通し、自分らしい学び方を身に付けてもらおうと盛岡二高が2023年から行っています。
23日は合わせて35の課外授業が行われ1・2年生が好きなテーマの授業に自由に参加しました。
「プリンの美を考える」をテーマにした教室では、生徒はそれぞれ自分が好きなものとプリンを組み合わせて絵に表現します。
その絵を互いに見ることで美意識や価値観の違いを理解し合うことが目的だといいます。
この生徒はたくさんプリンを食べたいという思いから蛇口から無限に流れ出るプリンを描きました。
1年生の生徒
「美術系の職に就きたいので生かせるようなことを学びたい」
「美プロSUMMER」を企画・盛岡二高 小田島新教諭
「探究活動を通して身につけた力を将来に生かせる。進路に向け非常に重要な活動になると思う」
また菊池省治校長が直々に「英語の美しさ」を教える授業もあり多くの生徒が参加していました。
「美プロSUMMER」は25日まで行われ、その後授業内容を生徒同士で共有しより学びを深めるということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。