「顔で作る表情の測定で脳を健康に」
愛媛県松前町が12日、脳の研究に取り組む団体と健康づくりの協定を結びました。
カメラの前で笑顔を作ったり、ムッと怒ったり。
「喜怒哀楽」の表情を指示通りに真似していくと、表情や感情の変化などから同じ年代と比較した脳の健康状態や健康年齢を測ることができます。
この測定器を開発したのは約6000人のMRIデータをもとに、脳の研究に取り組む京都の一般社団法人「ブレインインパクト」です。松前町はこの団体と住民の脳の健康づくりを進める協定を結びました。
協定では「人生100年時代」に入り、脳の機能の維持が重要と言われるなか、この団体のデータやノウハウなどを活用。イベントなどで測定器を使い、住民の健康の意識のアップや健康寿命を延ばすことに役立てるとしています。
ちなみに、この団体のデータでは『冬場に部屋を暖かくすると、活動的になり脳に良い』とされるほか、『太っていると血がドロドロになり、脳の機能が低い傾向がある』ということです。
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