和歌山・白浜町のアドベンチャーワールドで、陸上を跳ねて移動するアザラシがカメラに捉えられた。アザラシ独自の移動方法に、「中毒性がある」としてSNSで話題となっている。この可愛らしい移動は、体温を維持するためのアザラシの進化によって生まれたものだという。
弾力がすごい…移動するアザラシ
和歌山・白浜町の「アドベンチャーワールド」で撮影されたのは、“ぽよんぽよん”と跳ねながらカメラに迫るアザラシの姿だ。
この記事の画像(12枚)アザラシ独自の移動風景を映した映像は、SNSで300万回以上再生され、「すごい迫力」「中毒性ある」などと話題となっている。
“跳ねる”理由は「進化の結果」
水中では、後ろ足を使って優雅に泳ぐことで知られるアザラシ。
陸上ではなぜ“跳ねるような”移動方法をとるのだろうか。
アザラシの仲間のアシカと比べると、アシカは前足を使って4足で歩くが、アザラシは前足が短いため、イモムシのように腰を上下に動かしながら進む特徴がある。
アドベンチャーワールドによると、アザラシは体温を維持するために表面積が小さくなるように進化し、その結果、前足が短くなり、映像のような歩き方になったのではないかという。
(「イット!」 8月22日放送より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。