夏休みの子どもたちに、モノづくりの大切さや科学の楽しさを知ってもらおうと、8月25日雲南市でハイブリッドカーについて学ぶ体験教室が開かれました。

この教室は、低燃費走行や排出ガスの削減などに優れたハイブリッドカーの仕組みを知り、科学の楽しさや興味を深めてもらおうと島根トヨペットが企画しました。

トヨタ自動車トヨタ技術会・谷口元幸さん:
「アクセル離した惰性でタイヤが回る。その力でモーターを回して発電する。ハイブリッドカーはその電流をバッテリーに蓄える」

出雲市や雲南市などから参加した児童10人は、トヨタ自動車の技術者からハイブリッドカーの仕組みを学んだあと、乾電池を使ってモーターで走る模型作りに挑戦しました。

子どもたちは、完成した手作りハイブリッドカーを走らせ、性能を確かめました。

児童:
「すごい達成感があってうれしかった」
「電気とモーターだけで車が動くことにびっくりした」

トヨタ自動車トヨタ技術会・谷口元幸さん:
「これを通してモノづくりに興味を持って将来モノづくりの仕事をしたい人が1人でも増えればいいなと思います」

この会社では、今後もこうした企画を通して子どもたちに科学技術への興味・感心をもってもらいたいとしています。

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