【大阪府 吉村洋文知事】「ここは新しい梅田の顔になるでしょう。そして新しい梅田の拠点になるでしょう。新しい西日本の拠点になると思います」

3日、行われたのは、「うめきた2期」“グラングリーン大阪”開業の記念式典です。

「関西最後の一等地」をめぐる、20年にわたる巨大プロジェクト。

ついに3日、その姿が明らかになりました。


■梅田の一等地に緑あふれる「うめきた公園」オープン 「こんな場所は世界に他にない」

「発表いたします。新しい名称は『うめきた』です」

20年以上前、もともとは梅田貨物駅があった場所で始まったのが、「うめきた」再開発計画。

計画の「第1期」でつくられたのが、いまやおなじみとなった複合商業施設「グランフロント大阪」でした。


【当時の街の人】「今までの梅田の北側とは、全然イメージが違いますもんね。昔は『JRのあまりキレイじゃない所』、(今は)いいですよね」

そして、その「第2期」でつくられたのが、総面積およそ9万平方メートルの未来都市「グラングリーン大阪」です。


その大きな特徴が・・。
【秦令欧奈アナウンサー】「大阪梅田のど真ん中に、大きな公園が広がっています」

「うめきた2期」では、あえて大阪のど真ん中に、緑あふれる「うめきた公園」をつくるという計画が進められました。

【大阪府 吉村洋文知事】「これから100年、200年素晴らしい街に、もっともっと成長させていくためには何が必要かと考えたときに、ビルかと。いや、ビルじゃない。都心のど真ん中に本物の緑を作ろうと」

「うめきた公園」の面積は、およそ4万5000平方メートルと甲子園球場(3万8500平方メートル)よりも大きく、駅直結としては世界最大級の規模です。


建物などの設計に携わった團野浩太郎さんは、こう話します。

【日建設計 設計グループダイレクター 團野浩太郎さん】「公園を散策する中で、発見があるようなものを設計した。そこ(世界)に負けないように設計して、でき上がった姿を改めて見ても、こんな場所は世界に他にない」


■グラングリーン大阪の楽しみ方 街中でピクニックやおなじみの店の新コンセプト店やホテル…秦アナウンサーが体験

ということで…。

【秦令欧奈アナウンサー】「グラングリーン大阪、芝生もすごいですが他にもさまざまなスポットがありますので、これから徹底取材していきます、それでは行ってきます」


最初に訪れたのは、芝生広場があるサウスパークのアジア料理を中心に扱う「SIKeatery」という店です。

【SIKeatery スタッフ】「さまざまな具材をのせてお召し上がりいただける、オープンバインミーです」

イチオシは、パンに野菜や肉、パテなどをのせて食べる「オープンバインミー」。

そして、この店の魅力というのが…、
【秦令欧奈アナウンサー】「公園に持って行ってもいいんですか?」
【SIKeatery スタッフ】「はい!」

ワイングラスや敷物、木箱を無料で貸し出していて、商品を購入した後、公園へ持っていくことができます。

広場の好きな場所でピクニックを楽しめます。

【秦令欧奈アナウンサー】「とっても爽やかですねこの空間も相まって…。こちらのパテも贅沢に使わせていただいて…いただきます。口の中でハーモニーが!とっても幸せです」

続いて向かったのは、サウスパークから徒歩5分ほどで到着する、ノースパーク。

ノースパークには多くの商業施設が集結しています。

見渡す限り植物のこの店は…、
【秦令欧奈アナウンサー】「コーナンて書いてありますね。あのホームセンターの?えー!コーナンなんですか?植物しかないのに?」

実はここ、おなじみのホームセンター「コーナン」が、新コンセプトとして打ち出す「gardens umekita」という店。

通常の「コーナン」とは異なり、植物とアクアリウムを中心に取り扱う店舗で、人気の観葉植物などおよそ600種類が所狭しと並びます。

【秦令欧奈アナウンサー】「植物大好きで、家でも1つ育ててたんですけど、最近枯れちゃった、なのでここで1つ買っていきたいなと思います」

【秦令欧奈アナウンサー】「吊るすタイプを探していて」
【gardens umekita スタッフ】「ああいうふうな感じで、緑が垂れ下がってる…」
【秦令欧奈アナウンサー】「えーこれいいですね」

植物に詳しいスタッフが、おすすめやその人に合った植物を提案してくれます。

秦アナウンサーがおすすめされたのは、手入れがとても楽だというディスキディアという植物でした。

【秦令欧奈アナウンサー】「これなら僕でも枯らさずに育てられるかなと思います、次は大丈夫です!」

さらに、ノースパークには、ヒルトンが日本初進出のホテルブランド「キャノピー」をオープン。

地元の魅力を最大限に生かしたデザインになっていて、エントランスの照明は、大阪名物・たこ焼きの鉄板をモチーフにしています。

縁起物の福助人形が飾られる客室は、1泊あたり5万600円から、スイートルームは、1泊およそ10万円からで泊まれるということです。

(関西テレビ「newsランナー」2024年9月3日放送)

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