秋のおいしいものの話題。東根市の小学校で8日、子どもたちが育てたサトイモを使った芋煮会が行われた。

(リポート)
「いま5・6年生が集まり調理を進めています。自分たちが育てたサトイモを使ってこれから芋煮会が始まります」

東根市の高崎小学校で行われたのは、芋煮を味わう収穫感謝祭。
5年生と6年生の14人がサトイモを下処理し、先生に教わりながら全校児童と教職員など約70人分の芋煮を調理した。

(児童)
「あ~、これでいいと思う。うまいっす!」

高崎小学校の子どもたちは、3年前から農家から借りた畑でサトイモの栽培に取り組んでいる。
一生懸命育てて味わうことで、食べ物への感謝や郷土の良さをあらためて感じてもらおうというねらい。

「いただきます」

出来上がった芋煮は体育館でみんなで食べた。
調理に加わらなかった下級生たちも思い出が詰まったサトイモをほお張り、満足げな表情を浮かべていた。

(2年生)
「おいしい」

(3年生)
「一番おいしいのがサトイモにしょうゆの味が絡んでいて、すごいおいしい」

(5年生)
「水やりとかもがんばってきたから、それで調理をしてほかの人たちが食べくれるのがすごくうれしい」

芋煮はみんなに大好評で、鍋はまたたく間に空になったという。

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