愛媛県でも秋が本格化しています。伊予市で「黄色い丘」として知られる観光スポットでは17日、「渡りチョウ」アサギマダラが姿を見せるなど、秋らしい風景が広がっています。

田中日南子記者:
「秋の花のコスモスが咲き始めています。ピンクに白と色鮮やかで可愛らしいです」

伊予市の犬寄峠の「黄色い丘」。春は菜の花やミモザが彩り、秋はコスモスを育てています。ただ今年のコスモスには異変も。去年まで「黄色い丘」ならではの黄色いコスモスが咲いていたものの、今年は雨が少なく発芽が遅れたうえ、元々育てることが難しくほとんど咲いていません。しかしピンクや白のコスモスはきれいに開花。17日時点で5分咲きになっていて、25日前後に満開を迎えるということです。

また秋の訪れを告げる使者の姿も。アサギマダラです。日本に生息する唯一の「渡りチョウ」で、東北から台湾まで1000キロ以上も旅をし、ピンクの「フジバカマ」という花に集まってきます。管理人の松浦弘正さんは300株ものフジバカマの手入れ。毎日約20匹が見られるといいます。訪れた人は秋のワンシーンを写真に切り取っていました。

訪れた男性:
「アサギマダラを撮りに来ました。可愛く撮れてうれしいです」

訪れた女性:
「一週間位前に『長野にアサギマダラが来ました』って聞いたから、そろそろかなと思って来ました」

アサギマダラはもう少し涼しくなるとたくさん見られるようになるということです。愛媛に本格的な秋が訪れています。

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