韓国で育ち、16歳で東京大学に合格。学生としては初めて「学力」だけで日本の永住権を取得した東大AI博士・カリスさん。

子供の頃は家庭内暴力といじめに悩み、中学校で不登校に。高校も進学していないなど、つらい人生を送っていたカリスさんがどのような思考で“成功者”となったのか。

著書『誰でも“天才になる”方法』(扶桑社)から、学校にも予備校にも行かずに編み出した独自の勉強法について一部抜粋・再編集して紹介する。

科学的に間違った勉強法はやめる

非効率的な勉強法とは、惰性に身を委ねた「怠惰な勉強法」を指す。

勉強した感を出すこと自体が目的と化してしまっている人はとっても多い。

テキストを何度も読んだり下線を引いたりするのは「作業」(画像:イメージ)
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以下はその典型例と言えよう。

(1)テキストをひたすら何度も読む
(2)下線を引いたりハイライトする
(3)ノートを取る

これらは全て、単なる作業に過ぎない。何気なくやっている人は多いが、勉強法の比較実験で非効率性が露呈するなど、科学的に強く否定されている。

一つずつ解説していこう。

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