「一生に一度」。今年秋の目玉の天体ショー「紫金山・アトラス彗星」が愛媛でも日没後の西の空では10月12日頃から観測されています。
日没後の空に尾を引く彗星。10月16日に久万高原天体観測館が撮影しました。
観測館などによりますと、この彗星は中国の紫金山天文台が去年1月に発見したあと、南アフリカにある小惑星の地球の衝突を警報するシステム「アトラス」が確認しました。
愛媛では西の空の低い位置で日没後の午後6時半~午後7時過ぎ、条件が良ければ10月27日頃まで肉眼で見ることができるといいます。
明るさは太陽に最も近づいた頃はマイナス3~4等星級。太陽から遠ざかっている16日~20日頃は想定よりも明るく、1~2等級を保っているということです。ただ地上の明かりやもやの影響があると見えにくく、双眼鏡などを使うと観測しやすいとしています。
この彗星は、太陽系の外を取り巻き「彗星の故郷」と考えられている「オールトの雲」から飛来したと考えられていて、「8万年後に戻ってくる」「2度と戻らない」などの説があります。
いずれにしても「一生に一度」の天体ショーを見るチャンスです。
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