9日は奄美地方や沖縄県などを除いて、北日本から西日本の広い地域で穏やかな秋晴れの1日となりました。
一足早く冬を先取りするイベントなど、各地の表情をまとめました。
9日朝の最低気温が7.8度と今シーズン最も冷え込んだ東京都心。
9日から人工雪を使ったイベント「東京雪祭」が開かれ、代々木公園では雪遊びをしたり、そりを楽しむ子供たちの姿がみられました。
訪れた人は「ソリ遊びした。楽しかった」「ソリだ！速かったでーす」「めっちゃ楽しかったです！あまり雪に触れる機会がないので」などと話しました。
このイベントは、若い人たちに献血や骨髄バンクを知ってもらおうと開催されました。
会場ではスノーボードの大会も開かれ、ライダーたちが様々な技を披露していました。
そうした中、新潟県の佐渡島では一足早いクリスマスのイベントが開かれました。
サンタなどの衣装を着た人たちが船で向かったのは海の中、水中に設置されたのはクリスマスツリーです。
参加したダイバーたちは魚たちと一緒にクリスマスを祝いました。
参加したダイバーは「タツノオトシゴがいたのが一番良かったですね。みんな楽しそうに泳いでいました」「クリスマスツリーのところで集合写真を撮ったりしたんですけど、1カ月早いんですけど、時期を感じました」などと感想を話しました。
徳島・小松島市ではクリスマスに人気の花ポインセチアの出荷が始まり、傷んだ葉などを取り除き一鉢一鉢、丁寧にセロファンでカバーしていきます。
2024年は猛暑の影響で色づきが遅れ、例年より1週間ほど出荷が遅くなっているということです。
季節は間もなく秋から冬へ、福井市では、福井県で長年愛されている油揚げを様々な味で楽しめるイベントが開かれています。
福井市は総務省の家計調査で油揚げの消費額が、61年連続で日本一になっています。
会場では油揚げの串焼きや、揚げたての油揚げにネギや大根おろしなどの薬味を載せたものなど、様々な油揚げグルメが販売されました。
訪れた人は「お店によって味が違うし食感も違うのでとても楽しいです」「あげのカリカリ感と中の豆腐のジューシーさと、そこにしょうゆだったり煮たりの味が加わっていいですね」などと話しました。
10日は天気は下り坂で西から徐々に雨になりそうです。
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