9日から一転、10日は気圧の谷の影響で、九州から関東にかけて広い範囲で曇りや雨の1日となりました。
あいにくの天気にもかかわらず、盛り上がる各地のイベントを取材しました。
10日、東京都心はどんよりとした曇り空が広がり、時折、小雨もぱらつきました。
そんなあいにくの天気の中、東京・新宿区の大久保公園で開かれたのが、“秋の味覚”サツマイモやカボチャなどを楽しむイベント「芋と栗とかぼちゃのフェス」です。
サツマイモを使ったスイーツや、カボチャがたっぷり入ったカレーなどを食べることができます。
来場者は「カボチャが甘くて、カレーがちょっと辛くて、いい感じです」と味わっていました。
モンブランがたっぷり入った担々麺「純モンブラン贅沢タンタン麺」も登場。
どんな味なのか食べている人に聞いてみると「合わないと思いきや(モンブランが)甘すぎないので、担々麺とすごくマッチしてとてもおいしいです」と高評価でした。
このイベントはメニューを変えながら、11月24日まで行われます。
一方、元日の地震で大きな被害が出た石川・珠洲市の漁港では、今シーズン初めて“冬の味覚”ズワイガニが水揚げされました。
関係者が写真を撮っていたのは、ひときわ大きなカニです。
重さは水分を引いて1.57kg。
さらに甲羅幅などの条件をクリアすれば、最高級ブランド「輝」に認定されます。
漁港で作業していた人は「まだ(今シーズン)輝出てないでしょう。なってくれればいいなと思って願っています」と話しました。
カニは金沢の市場に運ばれ10日夜、競りにかけられます。
冬の足音が聞こえる中、宮崎・都城市では、子どもたちが正月飾りの“しめ縄作り”にチャレンジしました。
子どもたちは大人と一緒に、もちわらを使ってわらを編み、約1時間後には立派なしめ縄が完成しました。
参加した子どもは「しめ縄は名前の通り締めて作るので、締める加減が難しかったです。玄関に飾ります」と話しました。
2024年もあと1カ月半。
愛知・長久手市のジブリパークでは「もののけ姫」の世界観を再現した「もののけの里」で、火縄銃の実演などが行われました。
ジブリパークの開園2年などを記念したもので、実演したのは地元で400年以上続く伝統行事“警固祭り”の鉄砲隊です。
見物していた子どもは「ちょっとびっくりした。バン!って撃ってたところ」「かっこよかった」「もののけ姫の出てきたのとそっくりやった」と話しました。
まるで映画のワンシーンのような演出に、訪れた人たちから大きな拍手が起こりました。
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