高校生も世界最先端の国際会議に触れることができます。
再生可能エネルギーの技術の向上のため、国の内外の研究者、技術者などが意見を交わす国際会議が長崎市で始まりました。
2024組織委員長 長崎総合科学大学 黒川不二雄 学長
「脱炭素化、カーボンニュートラル、再生可能エネルギーの話題は、私たちの世界にとってますます重要になってきました」
長崎市の出島メッセ長崎で始まったのは、「ICRERA」=再生可能エネルギー研究応用国際会議です。
長崎総合科学大学が共催し、約40の国と地域から太陽光発電や水力発電の研究者、関連企業の技術者など約600人が参加。
脱炭素社会を実現するため、技術向上への意見を交わします。
KTN記者
「こちらでは、国内外の約30企業が再生可能エネルギーについて展示を行っています」
会場には、県内でも進む洋上風力発電の模型や、水素で動く最新型の車などが並びます。
黒川不二雄 学長
「技術者と研究者、企業が一緒になってやる(議論する)それが国際会議のいいところ」
会議は13日までで高校生に限り、無料で会場の見学や専門家の講演を聞くことが可能です。
若い世代に国際会議を体験してもらうのが狙いで既に事前に行われた「チュートリアル」と呼ばれる発表にも高校生が参加したということです。
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