首都圏には都市機能を支える様々な拠点があります。東京湾に浮かぶ青と白の構造物や東京・上野の西洋建築はそれぞれどういう施設なのでしょうか。謎の建造物から人が集うオフィス、最先端の工場まで、記者が探訪してリポートする「ググッと首都圏」から注目記事をまとめました。(内容や肩書などは掲載当時のものです)
東京湾アクアライン支える「風の塔」 人工島の役割変遷
シン・ゴジラの攻撃対象になったのは、世界有数のメガ首都圏を象徴する存在になったからだろう。開通から四半世紀あまり。神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾アクアライン(全長15キロメートル)は現実世界で昨夏、交通量の増大に応じて初の「通行料金の部分値上げ」に踏み切るところまで定着した。…記事を読む
【建築や構造物】
- ・富士急ハイランド、絶叫マシンの安全確保の現場
- ・東京湾で国内初の洋上太陽光発電、都と企業が実証
- ・世界初の電動タンカー、川崎港母港に東京湾で活動中
- ・東京都営白鬚東アパート、全長1.2キロの「防火壁」
廃駅が文化シンボルに 東京・台東の旧博物館動物園駅
若い世代を中心に昭和レトロブームが続くなか、2004年に廃止となった京成電鉄の旧博物館動物園駅(東京・台東)が人気を集めている。西洋風の荘厳な外観をもち、東京都の選定歴史的建造物にも選ばれた。戦前の開業時の姿が残る旧駅のホームを特急「京成スカイライナー」が毎日通り抜ける光景も話題となり、上野の文化的なシンボルの一つになっている。…記事を読む
【鉄道関連】
- ・千葉・ユーカリが丘線、新交通システム更新で描く未来
- ・千葉ニュータウン、幻の谷田駅巡る 「北千葉線」の夢の跡
- ・相鉄厚木線、路線図から消えた「本線」
- ・JR東日本の大宮総合車両センター、首都圏鉄道支える拠点
ソニーシティみなとみらい、事業の枠超え新たな価値創造
ソニーグループが掲げる事業の枠を超えて相乗効果を生み出す「越境経営」。横浜市のみなとみらい21地区に2021年に開設した「ソニーシティみなとみらい」は社員が専門を超えて社内外とつながり、新しい価値を生み出すワークプレイスだ。…記事を読む
【オフィス】
- ・森ビルアーバンラボの東京模型 都市課題、視覚で捉える
- ・異種格闘技戦でイノベーション 京セラが仕掛ける共創
- ・台東デザイナーズビレッジ 服飾ブランド支援で活性化
東京・晴海の熱供給プラント、省エネ性能で国内トップ級
再生可能エネルギーの普及に伴い、電力の需給バランスをどう保つかが社会全体の課題となっている。東京都中央区のオフィスビル群「晴海アイランドトリトンスクエア」で使う空調を支えるのは、国内トップレベルの省エネルギー性能をもつ地域熱供給プラント。再エネ時代の電力マネジメントに挑む。…記事を読む
【工場】
- ・オリックス資源循環寄居工場、国内最大級の再資源化施設
- ・埼玉・温泉道場のサバ養殖場 刺し身で提供、名産品に
- ・ミートボールの石井食品八千代工場、地域野菜ブランド化
- ・はくばく本社工場、麦粒を切る・磨く 雑穀市場を拡大
全国の社史2.2万冊収蔵 神奈川県立川崎図書館
全国の社史編集担当者が足を運ぶ図書館が川崎市にある。社史2万2000冊を収蔵する神奈川県立川崎図書館だ。1958年の開館当初から集めており、今では依頼せずとも寄贈されるほどの存在となっている。毎年500冊ずつ増え続ける社史の書棚をのぞいてみた。…記事を読む
【公共施設】
- ・三河島水再生センター、微生物で75万人の下水処理
- ・海なし県の「埼玉県魚市場」、冷蔵物流拠点としても機能
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