岩手県陸前高田市の広田海水浴場で6月13日に地元の小学生などが砂浜の清掃と津波の避難訓練を行いました。

この活動は地元の美しい海を守ろうと広田小学校が毎年この時期に行っています。

7月13日の海開きを前に6月13日は全校児童のほか高田高校の生徒や地域住民など約200人が参加しました。

砂浜には空き缶やペットボトルなどの目立ったゴミは少なかったものの参加者は流れ着いた流木を運んだほか散らばった海藻などを丁寧に集めていました。

清掃した児童は、「観光客が来るようなきれいな海岸になって良かった」話していました。

また清掃活動のあとには津波避難訓練も行われ、参加者たちは近くの高台へ続く坂道を上り約1キロ離れた公民館へと避難しました。

参加者した地域の住民は、「行動で1回でも体験することが大事。震災の時にそう思っていた」避難訓練の大切さを話していました。

参加者たちは地域全体で協力することが災害時の安全確保にもつながるということを感じていた様子でした。

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