7月最初の週末も、危険な暑さが続いています。
6日も関東から西日本にかけて、各地で猛暑日となりました。
そうした中、夏ならではのイベントも各地で行われています。
湘南のシンボルである烏帽子岩が見える海水浴場「サザンビーチちがさき」が6日、海開きしました。
砂浜に作られたステージでは、子供たちがフラダンスを踊っていました。
海開きが行われた海水浴場では、多くの人が海水浴を楽しんでいて、子供たちが浮輪を使って泳いだり、砂浜を掘ったりして遊んでいました。
いよいよ始まった本格的な夏。
日本列島は梅雨明け前にもかかわらず、猛暑が止まりません。
最高気温37.1度を観測した愛媛・西条市では、子供たちが公園の池で水をかぶったりして遊んでいました。
6日は、高知・四万十市で37.8度、徳島・美馬市で37.6度を観測するなど、5日に次ぐ、全国130地点で猛暑日となりました。
そうした中、最高気温34度を観測した兵庫・豊岡市のJR城崎温泉駅では、6日から、JRの駅員が浴衣姿で観光客を出迎えるという涼しげなおもてなしが始まりました。
駅員の女性は、「制服よりはテンションが上がりますし、お客さまから『浴衣いいですね』と声を掛けていただく。楽しく仕事させていただいています」と話していました。
城崎温泉は、「浴衣の似合うまち」をキャッチフレーズにしていて、毎年この時期に、駅員が浴衣姿で業務に当たっています。
中には、浴衣姿の駅員と一緒に写真を撮る観光客もおり、「めちゃめちゃ新鮮ですてきだなと。夏らしい感じがして」「とてもいい、美しい。全てがかっこいい」と、好評な様子です。
一方、1週間ぶりに真夏日となった岩手・盛岡市では、夏バテに効くといわれる「ウナギ」のイベントが開かれました。
7月24日の土用の丑の日を前に、盛岡市内の料亭や専門店などが、ウナギのかば焼きを振る舞いました。
ウナギを購入した女性は「この暑さですから、これでも食べないとやっていけない」と話していました。
用意された国産のウナギは200人前で、普段5000円以上するものが3300円で販売され、訪れた人たちが次々と買い求めていました。
新潟・佐渡島では、7月7日の七夕を前に、ダイバーが海の中で七夕を楽しむイベント「水中七夕祭り」が行われました。
参加者たちは、「佐渡島が今月の末に、世界遺産登録するのを祈願して書きました」「お願いは『夢がかなうように』と書きました」と、それぞれ短冊に七夕の願いごとを書いていました。
その後、参加者たちはボートに乗って沖合に移動。
海に潜り、水深約20メートルに設置されたササに願い事を書いた短冊を飾り付けました。
参加した女性は、「透明度が良くて、コブダイとかマダイの若いのがいっぱいいてよかった」と話していました。
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