西日本豪雨の発生から6年を迎え7日、広島市内では防災をテーマにした地域ぐるみのイベントが開かれました。
この防災祭りは、地域の人たちに防災への意識を高めてもらおうと広島市安佐南区の伴中央町内会が初めて開催したものです。
地元の公園では災害への備えとして設置されている「かまどベンチ」を活用して炊き出しが振舞われました。
普段は公園のベンチとして利用されていますが座面を外すことで炊き出し用の調理台に変わります。
伴学区では25年前の「6.29豪雨災害」で帰宅途中の高校生が犠牲となったほか3年前にも近くを流れる川の上流で土石流が発生しています。
(伴中央町内会 水嶋節郎会長)
「安佐南区で一番始めに避難指示が出る場所。祭りや楽しみなことを通して親しくなって色んな訓練を見て一緒に逃げようねというところにもっていきたいのが大きな狙い」
この他、会場では斉藤鉄夫国交相が地域ぐるみの重要な取り組みとして視察に訪れました。
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