記録的な大雨となった石川・能登地方では、これまでに7人が亡くなり、安否不明を含む7人の行方が分からなくなっています。
捜索活動が続いている石川・輪島市から、広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。
輪島市の久手川です。
こちらでは5人の方が安否不明になりました。
そして4軒のお宅が流されてしまった場所です。
今も捜索が行われています。
その原因となったのが塚田川の氾濫です。
今は護岸が破壊されています。
通常よりやや広くなってはいるものの、「水の流れは通常くらいかな」と地域住民は話します。
私がいる、この道も水につかっています。
まだ土が残されているということで、当時このあたりも水浸しになってしまったということです。
また、塚田川の上流から下流に向かって家が流されている様子を複数の人が目撃しています。
護岸が崩壊していますが、家はさらに流されていって、300メートル、400メートルほど流されて壁にぶつかり、家が砕けてしまったという様子を複数の人が目撃しています。
川の右側にはさまざまなものがたまっており、愛知県警の捜索が行われています。
そして自衛隊の姿もあります。
自衛隊の重機や、消防・救急車両も並んでいます。
大阪や滋賀から警察や消防がこの場所に集まっています。
多くの人がこの場所に集まって、捜索を行っているという状態になっています。
--多くの人がいるということは、それだけ被害が広範囲にわたっている?
それが非常に捜索を難しくしています。
捜索が手作業なんですね。
また、道路が非常に狭く、重機で一気に捜索を進めたいところですが、地形的な難しさというのも含まれています。
23日午後4時現在、まだ捜索が続いている状況でした。
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