東邦ガスは5日、蓄電池などを手掛けるスタートアップのパワーエックス(東京・港)に出資したと発表した。出資額や取得比率は非公表。東邦ガスは太陽光発電など再生可能エネルギー事業を強化しており、蓄電池の活用などで協業を検討する。

パワーエックスは大型蓄電池のほか、蓄電池を使った電気自動車(EV)向けの急速充電器を主力とする。再エネによる発電量は天候や時間帯によって左右されやすく、電気をためて出力を調整する蓄電池の需要は高まっている。東邦ガスは再エネ発電と蓄電池を組み合わせたソリューション事業で同社と提携する。

東邦ガスが電気関連のスタートアップに出資するのは初めて。2031年3月期に再エネ電力で50万キロワットを目指しており、事業を強化する。

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