メルセデスベンツは、6月17日にフランス・パリで開幕する防衛・安全保障展示会「ユーロサトリ」に、『ゼトロス6x6』の保護キャブ仕様を出展する。ダイムラートラックが6月7日に発表した。
同車は、メルセデスベンツの特殊車両部門が開発を手がけた。この車両には、Lindner & Fischer社製のセルフシールドタンクを搭載している。このタンクは、WEW Westerwälder Eisenwerk社との共同開発によるもの。セルフシールドタンクは、燃料が漏れた場合にコーティングと反応し、損傷箇所を自動的に封止する機能を持つ。
このタンクは、ツイストロックファスナーを使用した交換可能なフレームで固定されており、数分で取り付けや取り外しが可能。これにより、迅速なメンテナンスや交換が実現される。
さらに、メルセデスベンツの特殊車両部門は、保護キャブ付き『ゼトロス』をヴェルト工場から直接納品できるようになった。この新しいオプションにより、顧客はより迅速かつ効率的に車両を受け取ることができる、としている。
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