BMWは6月19日、『X3 M50 xDrive』を欧州で設定すると発表した。SUVの『X3』新型レインジにおける高性能な「Mパフォーマンス」モデルだ。
●0-100km/h加速は4.6秒
M50 xDriveには、Mパフォーマンスモデルとして最強の直列6気筒ガソリンエンジンを搭載している。この3.0リットルMツインパワーターボエンジンは、48Vマイルドハイブリッド技術と連携し、最大出力398hpを発揮する。8速ステップトロニックスポーツトランスミッションとBMW のxDriveインテリジェント全輪駆動システムを介して、0-100km/h加速は4.6秒で駆け抜ける。
この強力なパワートレインは、専用のシャシー技術と組み合わさり、機敏性、ダイナミズム、ハンドリング精度のバランスを追求する。Mスポーツサスペンション、可変スポーツステアリング、Mスポーツブレーキ、20インチMアルミホイール、リアアクスルのMスポーツディファレンシャルが標準装備されている。また、電子制御ダンパーを備えたアダプティブMサスペンションもオプションで選択可能。
●パドルシフト付き8速ステップトロニック
ステアリングホイールにパドルシフトを備えた8速ステップトロニックトランスミッションを装備した。スポーツブースト機能も搭載。BMWのxDriveは、インテリジェント全輪駆動システムによる完全可変の駆動力配分を実現している。
M専用のデザイン要素として、水平バー付きのMキドニーグリルやBMWアイコニックグロー照明、4本のマフラーが新型X3の最強モデルと強調している。ボディカラーには、1種類のソリッドカラーと8種類のメタリックカラーが用意されており、新しいデューングレーメタリック仕上げも選べる。BMWグループのスパータンバーグ工場で生産される新型X3では、2種類のマットシマーリングフローズンオプションや15種類以上のBMWインディビジュアル特別塗装仕上げも用意されている。
●機敏性、コーナリング安定性、長距離快適性が向上
新型は、従来モデルに比べて向上した機敏性、コーナリング安定性、長距離快適性を備えたという。軽量化されたボディと広がったリアトレッド、高品質なシャシーコンポーネントと制御システムがその要因だ。ダブルジョイントスプリングストラットフロントアクスルと5リンクリアアクスルの改良により、コーナリング時の精度が向上し、ステアリングアクスルのキャスターオフセットが19%増加したことで直進安定性も向上した、としている。
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