燃料費が高騰する昨今、燃費性能は少しでも高いほうがいい。しかし燃費以外が平凡なクルマもつまらない……新型スズキ スイフトがマークした24km/Lを目安に、ほかの性能も鑑みてクルマを選ぶとどうなるだろう。ここでは走りのいい低燃費車トップ3を選んでみた!!

※本稿は2024年5月のものです
文:岡本幸一郎/写真:トヨタ・ホンダ・日産
初出:『ベストカー』2024年6月10日号

■1位:トヨタ プリウス

プリウスはエクステリアデザインがスポーティになったが走りもスポーツ!! 特にE-Fourはハンドリングよく気持ちいい

 1位は迷わずプリウスだ。このルックスにふさわしく走りのほうもスポーツカーに負けないくらい楽しい。

 なかでもお気に入りはE-Fourだ。リアも駆動するおかげで発進加速がより素早くて力強く、4輪がしっかり路面を捉える感覚が伝わってくる。

 低重心で一体感のあるハンドリングにより、市街地でもワインディングでも気持ちよく走れる。

■2位:ホンダ フィット

2022年秋に新しく追加されたフィットRS。思ったように走れるのが爽快

 2位はフィットだ。もともと走りの質の高さではピカイチだったところ、2022年秋のマイナーチェンジでさらに強化。その際に追加されたRSが絶品だ。

 より爽快な加速フィールと、文字どおりオン・ザ・レール感覚のコーナリングを味わえるよう専用にチューニングされている。

■3位:日産 ノートオーラ

e-POWERの遅れのないレスポンスはさすがのデキ。運転してみれば良さがわかるはず

 3位はノートオーラだ。いろいろな種類のパワートレーンがあるなかでも、e-POWERの瞬発力はほかとは一線を画している。

 応答遅れのまったくない鋭いアクセルレスポンスと発進加速の力強さは、運転した誰しもをまさしく「ひと踏み惚れ」させるだけのインパクトがある。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。