ヤマハ発動機は新たに、ミドルクラスのストリートファイター「MT-03」「MT-25」の2024年モデルを発表。昨年、排ガス規制適合やクイックシフターのオプション追加を受けたMT、新モデルではカラーバリエーションの変更のみにとどまり、従来の「パステルダークグレー」が大きく印象を変えた「ダークグレー」となった。ブルー、マットダークグレーは続投する。
発売は2024年7月30日(火)、価格は従来から変わらず。多数のモデルが値上がりするなか、据え置きはファンにとって嬉しいニュースだ。
文/Webikeプラス編集部MTファミリー共通のシアン&グレーを採用!
2016年に発売された「MT-03」は、フルカウルスポーツ「YZF-R3」と、排気量320cc水冷並列2気筒エンジンなど基本コンポーネントを共有しつつ、ネイキッドスタイリングでシャープで躍動感あるデザインを採用するロードスポーツ。アップライトなポジションでYZF-R3と差別化し、コントロール性能と軽快な走りを兼ね備える。250ccの「MT-25」とともに「MTシリーズ」のエントリーモデルとして、若年層を中心に高い人気を得ているモデルだ。
2023年のモデルチェンジで、エンジンを最新の令和2年排ガス規制に適合させ、これにより外装(アンダーカウル)の形状が一部変更。最大出力は従来モデルから変更なく42PS/10750rpm(MT-03)を発揮し、最大トルクは向上して29N·m/9000rpmから30N·m/9000rpm(MT-03)となった。さらにオプションパーツとしてクイックシフターが用意され、スポーティーなコントロールに磨きをかける。
今回発表された新型は、昨年から仕様を変えず、カラーバリエーションが見直された。従来のシアン&レッドをアクセントとした「パステルダークグレー」が、新たにシアン&グレーの「ダークグレー」に変更。このカラーは先んじて発表されたMTシリーズの兄貴分、MT-09や07、MT-10とも共通のカラーであり、一目でMTファミリーだとわかるアイコニックなグラフィックだ。このほかブルー、マットダークグレーは続投、全3色でのラインナップとなる。
発売は2024年7月30日(火)で、価格は据え置きで、MT-03が68万7500円、MT-25が63万2500円となる。年間販売台数は1200台の予定だ。
MT-03(2024)
発売日:2024年7月30日(火)
メーカー希望小売価格:¥687,500
ダークブルーイッシュグレーメタリック8(新色)
ディープパープリッシュブルーメタリックC(継続)
マットダークグレーメタリック8(継続)
MT-25(2024)
発売日:2024年7月30日(火)
メーカー希望小売価格:¥687,500
ダークブルーイッシュグレーメタリック8(新色)
MT-03 ABS(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:2090×755×1070mm
・ホイールベース:1380mm
・シート高:780mm
・車重:167kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 320cc
・最高出力:31kW(42PS)/10,750rpm
・最大トルク:30N・m(3.1kgf・m)/9,000rpm
・燃料タンク容量:14.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=シングルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70R17M/C / R=140/70R17M/C
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/383717/
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