フォルクスワーゲンジャパンは7月3日、7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型で3世代目『Tiguan(ティグアン)』を日本市場向けに発表した。予約注文受付を9月より開始し、出荷は11月以降の開始を予定している。
SUVのティグアンは2007年に初代モデルを導入し、以来全世界で760万台以上の販売を達成。フォルクスワーゲングループジャパン、ビジネスオペレーション本部プロダクト・マネジメント課、シニアプロダクトマネージャーの山谷浩之氏は、7月3日に開催された発表会で、「2019年以降は、フォルクスワーゲングループ全体でも最量販モデルとして高い評価を受けているベストセラーだ。日本市場でスモールSUVセグメントは2023年に44万5000台規模」と説明する。
新型ティグアンは、ボンネットの位置を従来モデルより高くし、SUVらしい力強さを強調。空力性能も向上し、cd値は0.33から0.28へ改善された。また、MQBアーキテクチャーの進化版であるMQB evoを採用し、上級セグメントの先端技術を多数搭載している。
新型ティグアンには、アダプティブシャシーコントロール「DCC Pro」や、最新のインフォテイメントシステム「MIB4」、高精細なマルチピクセルLEDを搭載した「IQ. LIGHT」HDヘッドライトなどが採用されている。さらに、駐車支援システム「Park Assist Plus」なども搭載され、快適性と安全性が向上している。
パワートレインは、ティグアンとして初となる1.5L eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)と、日本でも人気の高い2.0L TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム4MOTIONを組み合わせた二つのラインナップが用意されている。
新型ティグアンのラインナップは、1.5L eTSIエンジン、2.0L TDIエンジンともに最新の運転支援システムを標準装備したエントリーグレード「Active」、LEDマトリックスヘッドライトやシートマッサージ機能を標準装備した「Elegance」、専用エクステリアと20インチアルミホイールを装着した「R-Line」の3グレードが設定されている。価格は調整中。
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