イードが運営する、マイカー燃費管理サービス「e燃費(イーネンピ)」は7月10日、実燃費とカタログ燃費達成率の優秀車種をランキング形式で9部門を表彰する『e燃費アワード2023-2024』を発表した。総合部門1位は4年連続となったトヨタヤリス』(ハイブリッド)だった。

今回で18回目を迎えるe燃費アワードは、e燃費のユーザーが投稿した実燃費データを基に「実燃費ランキング」および「カタログ燃費達成率ランキング」を作成し、優れた数値を出した車種を表彰する。

今年度は前年度に引き続き「総合部門」「新型車部門」「ガソリン車部門」「軽自動車部門」「ハイブリッド車部門」「ディーゼル車部門」「輸入車部門」「SUV部門」の実燃費8部門と、WLTCカタログ燃費の達成率で集計した「WLTCカタログ燃費達成率部門」で、計9部門の優秀車種を発表した。

総合部門1位は4年連続となったトヨタ『ヤリス』(ハイブリッド)で実燃費は27.7km/L。排気量1.5L、トランスミッションCVT、駆動レイアウトFFという仕様。WLTC燃費は36.0km/Lで、達成率は76.9%となった。ヤリスはハイブリッド部門でも1位に輝き、高い実燃費性能を証明した。

総合部門2位はトヨタ『アクア』で実燃費は25.6km/L、3位はダイハツ『ミライース』で23.7km/L。

●総合部門1位:トヨタ・ヤリス(ハイブリッド) 27.7km/L
●新型車部門1位:トヨタ・プリウス 21.7km/L
●ガソリン車部門1位:トヨタ・シエンタ 17.9km/L
●軽自動車部門1位:ダイハツ・ミライース 23.7km_L
●ハイブリッド車部門1位:トヨタ・ヤリス(ハイブリッド) 27.7km/L
●ディーゼル車部門1位:マツダ2(ディーゼル) 20.1km/L
●輸入車部門1位:ルノー・アルカナ(ハイブリッド) 19.3km/L
●WLTC カタログ燃費達成率部門1位:トヨタ・カローラクロス 111.1%(16.0km/L)
●SUV部門1位:ダイハツ・ロッキー(ハイブリッド) 23.7km/L

e燃費アワードの分析対象は「e燃費」登録ユーザー投稿の実燃費データ 。分析対象期間は2023年1月1日~2023年12月31日 、分析対象データ数は2万2629件、対象車種数は1166車種となっている。

e燃費はクルマの燃費をスマートフォンやPCから登録し、マイカーをオンラインで管理する“楽しく節約、楽しくエコロジー”するサービスだ。いわゆる満タン法=満タン給油から次の給油で再び満タンにするまで走った距離で計算(トリップメーターの走行距離/給油した量)した燃費を実燃費として記録する。実燃費のランキングをはじめとして、全国のスタンド情報、ユーザー同士のクチコミ情報などのコンテンツが用意されている。スマートフォンアプリでは数値入力が不要で、レシートやオドメーターの画像を撮影して送るだけで燃費登録が可能。


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