ウェルカムは、オランダのデザイナー、Job van den Berg(ヨブ・ヴァン・デン・ベルグ、ジョブ・ファン・デン・ベルフ)の個展「Crash-Holic」を、7月19日から8月4日まで、東京のCIBONE表参道で開催する(7月10日発表)。
この展示会は、彼の代表作である「Car Crash Collection」に焦点を当てて構成される。Car Crash Collectionは、油圧プレスを使用しておもちゃの車を押しつぶし、金属板と一体化させるアート作品で、産業とアートの交差点を探求するものだという。彼が子供の頃におもちゃの車を万力で押しつぶして遊んだ経験が、このプロジェクトのインスピレーションとなっている。
展示会のオープニングレセプションは7月19日18時30分から20時30分まで行われ、ギャラリーツアーも19日19時30分からと20日17時30分から開催される。また、7月20日と21日の2日間は、デザイナー本人が在廊し、特別企画「Create Your Own with Job van den Berg」が行われる。この企画では、持参したミニカーを使用してCar Crash作品の受注制作を行う(限定20枠、要予約)。
Job van den Bergは1990年生まれのオランダ人デザイナーで、2015年にデザインアカデミーアイントホーフェンを卒業。彼の作品は、素材や製造過程への敬意を表現し、新たな価値を見出すことを目指している。家具やその他のプロダクトデザインも手掛けており、極端な条件下での素材の変化を探求することで、見る者に新しい視点を提供している。今回の展示会は、Job van den Bergの日本初個展となる。
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