ホンダは、2024年春の発売を予定していた新型軽商用EV(電気自動車)『N-VAN e:(エヌバン イー)』について、2024年秋に発売を延期すると発表した。一部部品の量産に向けた生産体制において整備が遅れているため。
N-VAN e:は、環境負荷低減の観点で高まる企業の電動化に対するニーズに答え投入される、軽商用EV。『N-VAN』の特長である商用車としての積載性や空間価値、誰もが運転しやすいパッケージを引き継ぐ。6.0kW出力の普通充電器に対応しており充電時間は約5時間。商用車としての実用性を鑑み、航続距離は210km以上(WLTCモード)を目標に開発が進められている。さらに、AC車外給電用コネクターの「ホンダ パワーサプライコネクター」を使用すれば合計1500Wまでの電化製品が使用可能だ。
昨年秋に一部情報がホームページで公開されており、先行予約は今年5月に開始する。また、価格や主要諸元などの詳細情報については6月に発表するとしている。
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