明治産業は、4月12日から14日まで幕張メッセで開催される「オートモビルカウンシル2024」にて、アルヴィスのコンティニュエーションモデル3台を展示する。
アルヴィスは1919年に設立された英国を代表する高級車ブランド。コンティニュエーションモデルとは、車両が誕生した当時の図面から一部メカニズムを現代の排出ガス規制に適合するように改良を加え、デザインは当時の姿を忠実に再現したモデルだ。他ブランドと異なり、アルヴィスのコンティニュエーションモデルは公道走行可能となっている。
今回初公開される『3リッター・グラバー・スーパー・カブリオレ』は4月6日に英国から横浜港に到着したばかりの新型車。『3リッター・グラバー・スーパー・クーペ』とともに、1967年から68年に製造された『TF21』の継承モデルとなる。1966年式TF21グラバー・スーパー・クーペのボディを3Dスキャニングし、木型を作成。当時の工法で製造している。グラバー製ボディは、オールアルミニウム製で軽量化され、加速性能とハンドリングが向上している。
『4.3リッター・ヴァンデン・プラ・ツアラー』は、1937年式『ヴァンデン・プラ・ツアラー』から必要となる部分を3Dスキャニングしてデータ化し、当時と同様の工法で製造。エンジンは1936年に設計された当時のオリジナル図面を使用し、現代の精度・品質で4.3リッター・エンジンを組上げている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。