[シビックタイプR]独り占め!?　営業マンが同情しないディーラーカーシェアがマジでイイ

　ディーラーでクルマの購入を検討する際に多くの人が試乗をするだろう。しかし、試乗時間は良くて30分程度、ちょっと乗っただけでは分からないという人も多いと思う。そんな人にオススメしたいのがディーラーでのカーシェアプランだ。

文：西川昇吾／写真：AdobeStock（トップ画像＝Prostock-studio＠AdobeStock）

■ディーラーカーシェアとは？

　個人オーナーを中心に、珍しいクルマや普通のカーシェア・レンタカーでは借りることのできない車両のカーシェア＆レンタカーサービスを展開しているAnyca（エニカ）。そんなエニカがディーラーの新型車に乗れるサービスとして展開しているのが、「ディーラーカーシェア」だ。

　現在は200店舗、約370台が登録されているというディーラーカーシェア。1日単位で最新の新型車を借りることができる。受け渡しと返却はディーラーの店舗で行うようなシステムとなっていて、借用中はスタッフがいない状態で運転することとなる。

■こんな時にあると良いよねディーラーカーシェア

　上記のようなシステムからディーラーカーシェアの様々な可能性を考えてみた。まずは新型車の購入を検討している場合だ。

　短時間の試乗ではなく、1日単位で借りることが出来るので、普段通っている道ではどうか？　自宅の駐車場に問題なく収まるかどうか？　家にある旅行用のバッグやゴルフバッグが積載できるかどうか？そんな普段のカーライフに合わせた使い方をしたときに、満足のいく性能を発揮してくれるかをチェックすることが可能だ。

　また、スタッフがいない状態で運転するということを考えると、より落ち着いてクルマの状況を判断することが出来る。

　セールススタッフが良い事しか言わない訳ではないが、やはり彼らもクルマを買ってほしいという気持ちがあるのは事実。しっかりとお金を払ってカーシェアで借りることで、本当に自身に必要か否かを吟味することが出来るだろう。

　そして、ディーラーで受け取りをするということは、操作方法をその場で聞けるということだ。車種によってユーザーインターフェースが違うことも最近は多いので、その場で操作をあれこれ聞けるのは借りる側にとって安心できると言える。

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■最新機能が装備されているクルマを借りられる

　また、確実に最新機能が装備されたクルマを借りることが出来るのも大きなメリットと言えるだろう。最近はACCを始めとした一度味わうとやめられない運転支援システムが増えてきているが、車種指定が難しいレンタカーでは確実にそのような機能が備わっているクルマを借りることは難しい。

　最新の車種でディーラーに置いてあるクルマならば、グレート的にも上級グレードであることが多いから、今どきの定番な機能や装備はほぼ備わっていると言えるだろう。そんなハズレがないのもディーラーカーシェアのメリットと言える。

　また、ディーラーにとっても購買意欲の高い将来的なユーザーによりしっかりと新型車を体感してもらって、購入へ繋げやすくなるというメリットがある。新型車をしっかりと体感したいという人、また、新型車で快適な移動をしたいという人は検討してみてはいかがだろうか？

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