ホンダアクセスは、6月20日から21日にかけて「家族での長距離ドライブに関する調査2024」を実施し、8月1日に調査結果を公表した。クルーズコントロールの搭載率は上昇、多用する人の割合も増えた。

調査対象は、自家用車を運転する20歳から59歳の男女1000名(男:500名 女:500名)で、家族で片道100km以上のドライブを経験したことがあるドライバーだ。

●長距離ドライブで最もよく使われる車

調査結果によると、家族との長距離ドライブで最もよく使われる車のボディタイプは「ミニバン」(33.0%)で、次いで「軽自動車」(22.0%)が続いた。保有車のボディタイプでは「軽自動車」(41.3%)が最も多く、「ミニバン」(33.6%)、「コンパクトカー」(19.3%)が続いた。

●安全支援システムの利用状況

安全運転支援システムの搭載率については、「クルーズコントロール(ACC除く)」は、2023年26.0%→2024年32.7%と6.7ポイント上昇、「車線維持支援システム」は、2023年28.5%→2024年35.6%と7.1ポイント上昇した。

●クルーズコントロールを使う?

また、「クルーズコントロールを道路状況・疲労状態に関係なく使う」と回答した人の割合は、2023年26.9%→2024年32.1%と5.2ポイント上昇した。「道路状況・疲労状態次第で使う」という人に、どのようなときに使っているか聞いたところ、クルーズコントロールを使う人(130名)では「交通量が少ないとき」(57.7%)が特に高くなり、「疲れたとき」(34.6%)が続いた。

「追従型クルーズコントロール(ACC)を使う人(66名)」では「交通量が少ないとき」(47.0%)が最も高くなり、「交通量が多いとき(渋滞除く)」「ノロノロ運転程度の渋滞のとき」(いずれも27.3%)が続いた。

●車線維持支援システムはどんな時使う?

車線維持支援システムを使う人(98名)では「交通量が少ないとき」(42.9%)と「疲れたとき」(38.8%)が高くなり、「ノロノロ運転程度の渋滞のとき」(21.4%)が続いた。

ホンダアクセスの調査結果は、家族での長距離ドライブにおける車の選び方や安全運転支援システムの重要性についての貴重なデータを提供している。

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