ビーワイディージャパンは8月5日、のフラッグシップのBYD『SEAL』の累計受注台数が、発売から約1カ月で300台を超えたと発表した。SEALは日本市場で6月25日に発売された。

デビュー効果と長澤まさみによる「ありかも、BYD!」全国TVCMとの相乗効果により、来店客数も前年同月比で86%増加している。その結果、7月単月のBYDの総受注台数は過去最高となる400台超を記録した。

SEALのラインアップは、後輪駆動の「SEAL」と四輪駆動の「SEAL AWD」の2グレード構成である。現時点では、限定1000台の導入記念特別価格が適用されており、それぞれ495万円、572万円で販売されている。

7月末に開催された国のCEV補助金に関する審議会では、SEALシリーズに対する補助金額について、SEALが45万円、SEAL AWDが35万円に決定した。これにより、例えば東京都内で購入、登録される場合、国と東京都の補助金を合算した補助金を受けることができ、実質購入金額は405万円からとなる。

初期受注のデータによると、販売比率は後輪駆動のSEALが71%、四輪駆動のSEAL AWDが29%だった。ボディカラーはオーロラホワイトが40%、コスモスブラックが20%、シャークグレーが17%、アトランティスグレーが13%、アークティックブルーが10%。

主な購入動機としては、バリューフォーマネー、優れた四駆性能、スタイリング、期待以上の作りと走り、最新のバッテリー技術が挙げられる。

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