カワサキが欧州で2025年新型Zシリーズを発表した。中でも注目は初のマットカラーとなる黒火の玉がZ900RS SEに設定されたこと。さらにZ900RSやZ650RSには初のグリーン火の玉も登場した。

  文/Webikeプラス編集部  

カラー名はブラックボールとグリーンボールに!?

 Z900RS SEは、オーリンズのリアサスペンションやブレンボ製ラジアルマウントキャリパーを装備した上級仕様。この2025年モデルとしてブラック×グレーの火の玉カラーが欧州で発表された。Z900RSシリーズとしては初のマットカラーだけに注目度が高い。

 カラー名はメタリックフラットスパークブラック×メタリックマットカーボングレー(Metallic Flat Spark Black×Metallic Matte Carbon Gray)というツートーン。デザインは火の玉カラーなので黒火の玉、もしくはブラックボールと呼ばれそうなカラーだ。

 そして、2025年モデルのZ900RSには、すでにインドネシアで発表されたキャンディトーンレッド(Candy Tone Red/Ino Red:欧州)に加え、メタリックディアブロブラック(Metallic Diablo Black)が登場。こちらは初の緑火の玉で、グリーンボールと呼ばれそうなカラーだ。

 Webikeプラスですでに予想している通り、日本でもZ900RS SEのブラックボールが登場すると思われるが、グリーンボールは欧州のみとなりそうだ。また、茶玉虫と呼ばれるキャンディトーンレッドは日本でも発売されるだろう。続報が入り次第お届けしたい。


 

 

 

 

 

 

     

Z650RSはゼファーχ風のカラーが新鮮

 欧州で発表された2025年モデルのZ650RSは、Z900RS同様のグリーンボールに加え、イエローボールも新登場。さらに火の玉カラー以外にもゼファーχ風のエボニーが新鮮なイメージだ。カラー名はエボニー(Ebony)でゼファーχの2001年モデルのエボニーに近い印象。日本で設定されるかは不明だが、発売されたら人気になりそうだ。

 

 

 

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