日産自動車の米国部門は8月5日、ピックアップトラック『フロンティア』の2025年モデルを発表した。

外観は、タフで角ばったフォルムをベースに、フロントフェイシア、グリル、バンパーデザインの改良、新しいテールゲートフィニッシャー、ダッシュボードトリムの再設計、新しい17インチアルミホイールデザイン、そして新色のアフターバーンオレンジを導入した。

日産フロンティアの2025年モデル

機能面では、全グレードに新たに標準装備されたテレスコピック調整ステアリングホイールや、PRO-X/PRO-4XおよびSLグレードに標準装備された4方向パワー助手席シートが挙げられる。SVグレード以上では、6方向パワードライバーズシートに2方向パワーランバーが追加された。

また、SVグレード以上には12.3インチのタッチスクリーンインフォテインメントシステムが標準装備され、ワイヤレスのAndroid AutoおよびApple CarPlayが利用可能となった。全グレードに標準装備されたスライディングリアウィンドウやサングラスホルダーも便利な機能だ。

2025年モデルでは、クルーキャブのロングホイールベースがSV、PRO-4X、SLグレードに拡大され、6フィートの荷台が利用可能となった。これにより、大きな荷物を運ぶニーズに応えることができる。

日産フロンティアの2025年モデル

最大牽引能力は7150ポンドに向上し、2024年モデルと比較して約500ポンド増加。特にPRO-4Xグレードでは、オフロードモードのビューイング機能が強化され、低速走行中にカメラシステムがより効果的に機能するようになった。

3.8リットルV6エンジンと9速オートマチックトランスミッションを搭載し、310hpのパワーと281lb-ftのトルクを発揮する。全グレードにアクティブブレーキリミテッドスリップが標準装備され、PRO-4Xでは電子ロッキングディファレンシャルが追加されている。

PRO-XおよびPRO-4Xグレードは、オールテレーンタイヤ、ビルシュタインオフロードサスペンションコンポーネント、ラバレッドのトウフックなど、さらに頑丈な外観を備えている。

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