日本では場所にもよりけりだが、コンパクトSUVが一番多く通ったのではなかろうか。そう日本は今空前絶後のコンパクトSUVブームを迎えているのだ!! が、寧ろここではあえて最低地上高が高い&最小回転半径が大きいという、規格外サイズのクルマをご紹介していく。

※本稿は2024年7月のものです
文:ベストカー編集部/写真:日産、トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年8月10日号

■最も最低地上高が高いクルマ

三菱 パジェロエボ(1997年):245mm ダカールラリーのホモロゲ取得車として1997年にデビュー。超高性能SUVだった

●三菱 パジェロエボ(1997年):245mm

 ここのクルマこそ道なき道をも走れるタフなクルマたち。どのモデルも高性能で走破性に優れた4WDが組み合わされているため、いつでもどこでも走れる!!

●フォード エクスプローラー(2016年):265mm

フォード エクスプローラー(2016年):265mm オンロードとオフロードのバランスのよさから、日本でも根強い人気を誇った
最も最低地上高が高いクルマ(赤文字は現行モデル。以下同)

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■最も最小回転半径が大きいクルマ

●トヨタ ランドクルーザー70ピックアップ(2014年):7.2m

トヨタ ランドクルーザー70ピックアップ(2014年):7.2m ピックアップはバンよりもボディサイズが大きく、街で使うには難儀だった

●ジープ ラングラーアンリミテッド(2011年):7.0m

ジープ ラングラーアンリミテッド(2011年):7.0m 現行は洗練されているが、先代はまだ粗さが残っていて、それも味だった

 最小回転半径が小さいほど取り回しがいい。ここのクルマはその真逆。担当的には6m超えのクルマはできることなら運転したくない。

最も最小回転半径が大きいクルマ

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■別格の日本車

日産 プリンスロイヤル。全長6155×全幅2100×全高1770mm、3200kg、6373cc、V8 OHVを搭載

 プリンスロイヤル、その後を継いだトヨタ センチュリーロイヤルは、ともに御料車専用で一般への販売、納入はいっさいなし。マニアならずとも垂涎の一台だ。

 デカさだけではない威厳、存在感は一般ユーザー向けのクルマとは雲泥の差と言っていいだろう。日本のセダン系モデルの頂点に君臨する至宝だ。

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