ヒョンデは8月21日、水素イノベーションセンターの起工式をインド・チェンナイで行ったと発表した。
この新施設は、インド工科大学マドラス校(IITM)およびガイダンス・タミル・ナードゥと協力し、タミル・ナードゥ州政府の支援を受けて建設される。
この水素イノベーションセンターは、6万5000平方フィートの敷地にわたり、IITマドラスのタイユールキャンパス内に設置される予定。総投資額は180億ルピーに達し、2026年までに完全稼働を目指している。
このセンターは、水素技術の革新を促進する触媒として機能することを目指している。具体的には、電解槽のテストリグ、燃料電池の製造ライン、燃料電池テストステーション、デジタルツイン技術を用いた運用・診断システム、パイロットデモンストレーター、そして水素燃料補給ステーションなどが設置される予定だ。
ヒュンダイモーターインディアリミテッドは、このパートナーシップを通じて、タミル・ナードゥ州およびインド全体での水素システムの発展と普及を加速させることを目指している。また、この取り組みは、タミル・ナードゥ州のカーボンフットプリントを削減し、新たな水素経済に対応できる熟練労働力の育成にも寄与する見通しだ。
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