中国の東風汽車の電動車ブランド「嵐図汽車(VOYAH)」は8月29日、ミニバン『夢想家』の改良新型の予約販売を開始した、と発表した。ファーウェイ(華為技術)と共同開発されたのが特長だ。

今回の予約開始では2つのバージョンが発表された。基本モデルの「鯤鵬版」は34.99万元(約720万円)から、ファーウェイのADS 3.0を搭載した「乾崑版」は46.99万元(約968万円)からの価格設定だ。

夢想家は2022年5月に中国市場に登場し、高級新エネルギーMPV市場を開拓した、と自負する。これまでに累計6万台以上が納車され、ユーザーから高い評価を得ているという。

東風の電動車ブランド「嵐図」がファーウェイと共同開発したミニバン『夢想家』改良新型

改良新型は、1000以上のアップグレードを施し、全車標準装備のインテリジェント電動四輪駆動システム、同クラス唯一のマジックカーペットシャシーとCDC電磁減衰システム、40時間以上の外部電力供給が可能なシステム、華為のADS 3.0を搭載している。これにより、高速道路と都市部でのNOA(自動運転ナビゲーション)をサポートし、高精度地図に依存しない運転が可能としている。

なお、改良新型の予約開始から1日で、受注は1万台を突破している。

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