赤ちゃん用品の製造及び販売を行う「コンビ」は2024年9月下旬より、「クルムーヴ・コンパクトR129エッグショックJS」を、全国のベビー用品店、玩具専門店、オンラインストアなどで販売する。

同製品は、乗せ降ろしに便利な回転機構とコンパクト設計を持ち、側面衝突安全性に関する新基準「R129」に適合するモデルとなっている。

◆4歳までの成長に細かく調整可能 中には「超・衝撃吸収」インナーシェルを搭載

クルムーヴ・コンパクトR129エッグショックJSは、軽自動車やコンパクトカーの限られた車内スペースでも使いやすく設計された、新生児から4才頃まで使用可能なチャイルドシートだ。

インナークッション頭部・本体頭部と座面に超・衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載し、側面衝突試験にクリアしたR129適合で、横からの衝撃にも対応している。使用期間は、後向き:身長40~105cmまで、前向き:身長76cmかつ月齢15カ月以上~105cmまで(体重19kgを超える子供には使用不可)だ。

「クルムーヴ コンパクト R129 エッグショック JS」

同製品は、赤ちゃんの成長に合わせてシートの背もたれを伸ばせる仕様となっており、車の進行方向と反対を向くように赤ちゃんを乗せる新生児からの「後向き時期」においても、奥行きを取らず前席と干渉しにくいのが特徴となっている。

また、シートを車内側に回転させた際ドア側にも干渉しにくく、悪天候の日や狭い駐車場でも、車内で落ち着いて赤ちゃんを乗せ降ろしできて便利というメリットがある。

◆コンパクトカーでも「ひとりで簡単に乗せ降ろし」がテーマ

同社がチャイルドシート検討者と購入者を対象に行った調査によると、51%が軽自動車・小型車(コンパクトカー)を使用している(使用する予定)と回答した。この結果から、子育て世帯において軽自動車・コンパクトカーが不動の人気を誇っていることが伺える。

しかし、限られた車内スペースでチャイルドシートを取り付けたり、赤ちゃんを乗せ降ろししたりするのは容易ではないというのは大きな課題。そこで開発されたのが本製品ということである。

さらに、赤ちゃん用の拘束ベルトに新たな機能を搭載した。これは、車を使い赤ちゃん連れで外出する際、半数以上の人がワンオペ(赤ちゃんと2人きり)で出かけているという調査結果をもとに、1人のときでも使いやすい操作性を求めたからである。

クルムーヴ・コンパクトR129エッグショックJSの価格は6万9300円。カラーはブラック・ブラウンの2種類となっている。発売は2024年9月下旬を予定。

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