「ADAS」と呼ばれる運転支援機能。最新技術は進化が早く、中古車購入にあたって、ADASの古さに不安を覚えることもある。そこで、5年前(2019年式)の中古車から、予算200万円以下で購入できる「現在でも満足できる安全装備」が充実した車種を吟味。毎年のように改良されている現行型のマツダ CX-5はどうだ!?

※本稿は2024年8月のものです
文:萩原文博/写真:ベストカー編集部、マツダ
初出:『ベストカー』2024年9月10日号

■マツダ CX-5(2016年〜):安全機能が強化された2019年式以降を狙いたい

発売から7年が経過するマツダ CX-5は、毎年のように改良され先進安全装備も進化している

 現行型マツダCX-5は、2017年2月より販売開始。新世代車両運動制御技術のGベクタリングコントロールを標準装備し、走行性能を大幅に向上させた。

 安全装備は、先進安全技術のiアクティブセンスをさらに進化させ、停車状態から追従走行を開始できるように進化したマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールなどを採用する。

 現行型CX-5の中古車は豊富で、100万円以下の中古車も出回り始めた。CX-5は毎年、商品改良を行っており、2018年には、2月と10月に2度行っている。10月の商品改良で安全装備が進化したので、2019年式以降のXDプロアクティブを狙いたい。

●マツダ CX-5(現行型)
・入手しやすさ:★★★★
・中古相場:約100万〜406万円
・年式:2016年~
・緊急自動ブレーキの人対応:あり
・前後誤発進抑制:あり
・車線逸脱抑制機能:あり
※2017年8月に後方抑制追加

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