タイホンダが発表した新型CT125ハンターカブに続き、国内仕様に関するウワサをキャッチした。エキパイなどのエンジン、ミラーに一部変更を実施。現行型から3万3000円アップの47万3000円となり、12月12日に国内発売されるようだ。さらに“待望”の純正パーツ「シフトインジケーター」も設定される模様!

  文/Webikeプラス編集部  

タイ仕様と同じベージュとグレーを設定、バックミラーの形状を変更か

 CT125ハンターカブは、アウトドアにも都会にも似合うスタイルと、本物の走破性能を持つトレッキングバイク。2020年のデビュー以来、大ヒットを記録している。

 生産を担当するタイホンダが新型を発表したが、2025型の国内仕様に関するウワサが当webに舞い込んできた。

 まず車体色はタイ仕様と同じくパールシュガーケーンベージュとパールスモーキーグレーの2色を新設定。既存のグローイングレッドが継続となり、計3カラーが用意されるようだ。現行のツヤ消し銀と黄色は廃盤となる。

 さらにバックミラー形状を変更。従来はシンプルな円形だったが、くぼみを設けたタフなデザインになるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 


     

触媒の位置を変更して新型プロテクターを採用、燃費もアップか

 さらに2025年型は、エンジンにも変更を加えるようだ。従来の触媒(キャタライザー)は、エキパイ根元とセンターパイプ(サイレンサー手前)に設置しているが、新型ではエキパイ根元に集約。これに合わせエキパイとプロテクターを新設計した。

 合わせてECUセッティングも変更され、既存の現行マフラーとは互換性がなくなるらしい。

 これらのモデルチェンジは、「海外での法規対応」が目的とのことだが、欧州でのリリースを示唆しているかもしれない。現在、CT125は欧州で未販売。現行型は日本の令和2年排ガス規制(ユーロ5相当)に対応しているが、欧州の排ガス規制(ユーロ5+)には適合していない。そこで、欧州の規制に対応するため、今回の変更を施したのでは? と考えられるのだ。

 

 

 

 

 車重118kgは現行型と変わらず、最高出力9.1PS/6250rpmと最大トルク1.1kg-m/4750rpmも同様のままと予想される。

 加えて、新型は燃費がアップしているのが朗報。WMTCモードで63.7→66.9km/Lに上昇している模様だ。これで燃費はダックス125の65.7km/Lを上回ることになる。

 

 

シフトインジケーターをオプション設定、年末に発売へ

 ダックス125とモンキー125の純正アクセサリーパーツに加わった「クロック&ギアポジションメーター」がCT125にも設定される模様だ。

 CT125は時計とギヤポジが非装備だっただけに、これはうれしいアイテム。カブ系でおなじみの停車時にロータリー式になる仕様だけに、ギヤポジは特に重宝されるだろう。

 国内向けの新型CT125は、12月12日に発売される見込み。価格は47万3000円で、従来型の44万円から3万3000円アップになると予想される。

 CT125ハンターカブも2025年型で登場6年目。さらに魅力を増して今後も走り続けるはずだ。

CT125ハンターカブ(2025年型 国内仕様) 主要諸元 ※予想

・全長×全幅×全高:1965×805×1085
・ホイールベース:1260mm
・シート高:800mm
・車重:118kg
・エンジン:空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 123cc
・最高出力:9.1PS/6250rpm
・最大トルク:1.1kg-m/4750rpm
・燃料タンク容量:5.3L
・変速機:4段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/90-19、R=130/70-18【150/70R17】
・価格:税込47万3000円

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/405700/

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