N-BOXをベースにしたクロスオーバーSUVスタイルのN-BOXジョイ。外観を見ると、樹脂製のクロスオーバースタイルには欠かせないお決まりのパーツが少ない。兄貴分のフリードクロスターやライバルのデリカミニと比べると控えめだ。なぜガチガチのクロスオーバーSUVスタイルにしなかったのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部
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■出しゃばり過ぎないクロスオーバースタイルのN-BOXジョイのエクステリアのなぜ?
まずはN-BOXジョイの外観を見てほしい。N-BOX標準ボディとカスタムと比べると、見るからにクロスオーバーSUVになってるのは間違いないのだが妙に控えめ。兄貴分のフィットクロスター、フリードクロスターというクロスターシリーズに比べると樹脂製パーツが少ない。
専用のブラックグリル、グリル下の大開口エアインテークをはじめ、ブラックの樹脂製バンパー部分はN-BOXジョイ専用設計。さらにボディサイズには樹脂製パネル、リア回りでは左右バンパー角からバンパー下のディフューザー部分が樹脂製となっている。
クロスオーバーSUVスタイルといったら、大型化された樹脂製フェンダーや大型の樹脂製サイドパネル、ルーフレールなどが装着されているのに控え目なのだろうか?
その点をホンダの開発者に聞いてみると、「軽でアウトドアやキャンプに行く人は1dayキャンプユーザーが多く、スペーシアギアやタントファンクロスなど本格的な軽自動車のクロスオーバーSUVがありますが、市場調査の結果、あそこまで大げさなスタイルは望まないという声が大きかったのです」。
なるほどN-BOXジョイの控え目なクロスオーバースタイルになったのは、市場調査による裏付けがあったとは……。
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