VECTRIX JAPANは9月20日、中古車オークションの最大手のUSSが環境対策の一環として、小型電動モビリティ『I-Cargo』を実証実験に採用した、と発表した。実験は1か月間、USS東京(野田市)と本社のある名古屋会場で行われる。
USS東京会場は敷地面積16万7200坪(東京ドーム11個分)を誇り、毎週膨大な数の中古車が取引される。現在、作業車として主に軽バン(ガソリン車)が使用されているが、『I-Cargo』はその代替として期待されている。
『I-Cargo』はコンパクトな車体でありながら高い積載能力を持つ小型EVで、オークション会場での取り回しが良い。運転席左右にドアが無く乗り降りがしやすい点や、排ガス対策としてエンジン停止操作が不要な点、パワフルなモーター駆動で立体駐車場の長いスロープも難なく上る走行性能、経済的な運用コストなどが特徴だ。
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