新車で輸入車を購入するのはさすがに思い切った買い物になる。3年で飽きたり陳腐化したりして、もう買い替えたい……なんてことは避けたいもの。特にベンツを買うとなったら、生涯愛し続けていたいくらいだ。そこで今回、おなじみ伊達軍曹どのが、みんな大好きメルセデスベンツの代表車を取り上げ、「○年後の満足度」を忖度ナシでジャッジしていく!!
※本稿は2024年8月のものです
文:伊達軍曹/写真:メルセデスベンツ ほか
初出:『ベストカー』2024年9月10日号
■EQは「3年乗る」には最高だが……?
ピュアEVのEQシリーズはいずれのモデルも素晴らしい乗り味だが、5年後の価値は微妙。「3年で乗り替えるなら◎」という選択肢だろう。
そしてCクラスなどの一般的なマイルドハイブリッド車も、向こう5年間はまずまず満足できるはずだが、10年後には古びた存在になっているはず。
しかし非・EVのGクラスは、5年後・10年後にクルマを取り巻く状況がどれほど変化していようとも、乗る者に唯一無二の価値と満足感を与えてくれるだろう。
●メルセデスベンツ Gクラス(新車価格:2110.0万~3080.0万円)
評価:◎=10年後も大満足
屈強な軍用車を源流とするGクラスであれば世の中がどう変わろうとも、その本質的な価値は揺らがない。先代の中古車にも注目を。
●メルセデスベンツ Cクラスなど(新車価格:718.0万~1695.0万円 ※Cクラスの場合)
評価:◯=5年後もたぶん満足
素晴らしい乗用車だが、周囲の進化がつい気になってしまうタイプではある。
●メルセデスベンツ EQシリーズ(新車価格:771.0万円 ※EQAの場合)
評価:△=最初の3年間は満足できそう
いいクルマだが、EVの技術革新が進むにつれて、若干の不満を覚えそうだ。
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