アルカンターラは、イタリア・ミラノで開催されたフェラーリのファッションショーにおいて、同ショーのステージ素材に採用された、と発表した。

このショーは、ミラノ・ファッションウィークの公式スケジュールに含まれており、アルカンターラがファッション界においても存在感を示す機会となった。

アルカンターラとフェラーリは、自動車分野で長年のコラボレーションを続けており、イタリアのテクノロジー、パフォーマンス志向のデザイン、そして職人技という共通の価値観を共有している。今回のファッション分野における新たな提携は、この長年の関係性の進化となる。

フェラーリのクリエイティブディレクター、ロッコ・イアンノーネが手がけた2025年春夏コレクション「The Ferrari Cabinet」は、ワードローブを個人的な空間として探求し、フェラーリのスタイルコードを表現するアイテムを通じてその世界観を披露している。

アルカンターラがフェラーリのファッションショーでステージ素材に採用

イアンノーネ氏はアルカンターラを用いて、温かみがあり親密な空間を創り出した。この空間は、まるでアルカンターラで内装されたスーパーカーの中からショーを楽しんでいるかのような没入感を提供する設計となっている。ゲストを迎えるのは、アイコニックな「Rosso Corsa」のカーテンであり、「Oud」色のインスタレーションがショーを引き立てている。

アルカンターラは、長年にわたりデザインとのコラボレーションを行っており、その柔らかいテクスチャーと高い汎用性により、世界中のアーティストやクリエイターに愛されている。ライフスタイルパートナーとしてのアルカンターラは、あらゆるものに独自のエレガンスと特別な魅力を加える存在であることを再び証明した、と自負する。

1972年に設立されたアルカンターラは、メイド・イン・イタリーの品質を備えたマテリアルを開発している。アルカンターラは、その汎用性の高さから、ファッション、アクセサリー、自動車、インテリアデザインおよび室内装飾、家電など、さまざまな分野のブランドに選ばれている。

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