光岡自動車は9月30日、特装グループが手がけるトヨタ『ノア』『ヴォクシー』ベースの搬送車(寝台車)を一部改良し、10月1日より販売を開始すると発表した。

今回の改良は、2022年10月の現行型販売開始以来、200台以上を納車してきたユーザーの声を反映したもの。棺室内の設計を大幅に変更し、使い勝手とメンテナンス性を向上させた。

また、材料の見直しを行い、従来の合板からエコマーク認定商品の内装用低圧メラミン化粧板「メラスパン」を採用。これにより、車輌製造時に使用する石油由来の接着剤の使用量を80%程度削減し、環境負荷の低減を図った。

さらに、内装デザインにもこだわり、白木目と茶木目の2色から選択可能とした。どちらも居心地が良く、心温まる雰囲気を演出する。光岡自動車は、ベース車両の先行仕入れや先行生産により即納体制を基軸に、葬祭・搬送事業者のサポート体制を継続していく。

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