ドコモ・インシュアランスとスパイラルは、マイカー通勤管理クラウド「ビークルBiz」supported by ドコモ・インシュアランスの機能を拡充し、10月8日からサービスを開始した。
新たに追加された「自転車・原付対応プラン」により、従来の自動車とバイクに加えて、自転車と原付での通勤申請も管理可能となった。これは、近年増加している自転車事故による高額賠償判決や、自治体による自転車保険加入義務化の動きを受けたものだ。
サービス改定の背景には、企業のコンプライアンスやリスク管理意識の高まりがある。自転車通勤に関しても自動車と同様の管理ニーズが高まっており、このサービスはそうした企業の要望に応えるものとなっている。
新プランの月額費用は1万8000円(300人まで)からで、従業員1名につき1台の申請が可能だ。また、複数台申請や多段階承認などのオプション機能も追加された。
「ビークルBiz」は、通勤申請から承認、通勤許可証発行までの工程をすべてデジタル化することで、人事総務部門の負担を軽減する。さらに、ドコモ・インシュアランスから安全運転教育のメールが自動配信されるため、企業の安全運転教育強化にもつながる。
従業員にとっては、スマートフォンだけで申請が可能となり、手続きの手間が削減される。また、自動車保険更新時にドコモ・インシュアランスから有益な情報を受け取ることもできる。
ドコモ・インシュアランスは、今後もInsurTechの活用によるサービス品質と利便性の向上に取り組み、顧客に安心とゆとりを提供していく。
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