クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばないというクルマも多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
文/ベストカーWeb編集部
写真/トヨタ
難易度/★★☆☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■正解はこちら!
●正解:トヨタ・セリカ(7代目/1999-2006)
トヨタ・セリカは1970年に日本初の「スペシャルティカー」として登場し、初代は個性的なフォルムから、「ダルマセリカ」という愛称で親しまれていました。スポーツ4WD「GT-FOUR」が設定された4代目から6代目にかけてはWRC(世界ラリー選手権)で見事な戦績を残すなど、30年以上にわたってクルマ界に爪痕を残してきたクルマです。
今回ピックアップした7代目セリカは、1999年にフルモデルチェンジを実施したセリカの最終型。「ライトな新感覚GT」の具現化を図り開発を進め、シャープなラインや縦長のヘッドランプを備えた個性的な顔つきが与えられました。駆動方式はFFのみで4WD(GT-FOUR)は用意されず、エンジンは最高出力145psと190psの1.8L自然吸気を設定。
7代目セリカの登場年である1999年にトヨタはWRC活動を一旦終了。エンジンがダウンサイズし、従来型と全く異なるクルマに変わった最終型は大きな人気を獲得するに至らず、2006年4月に販売を終了。36年の歴史に幕を閉じました。
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