移動体験を豊かにするサービスの開発・運営、およびその関連コンサルティング事業をてがけるBashow(本社:東京都中央区)は、複数の人工知能(AI)を用いた独自システムによる、地域トピック案内サービスを、ジャパンモビリティショービズウィーク2024において公開する。
Bashowが発表する新サービスは、クルマで移動中の人に、数分に一回程度の頻度で、その場所周辺のトピックをスマホ等から短い音声で案内するもの。
新サービスでのトピックは、「そこに○○というお店がある」という年中変わらない情報ではなく、「そのお店では○○というメニューが人気」など、時々によって変わるものとしていることが特徴だ。生成系のAI群が膨大な情報からトピックを作り出し、分析系のAI群がそのトピックを案内するタイミングを計るシステムを、Bashowはバックエンドに構築した。
Bashowは、2024年4月に創業したスタートアップ企業だ。ピストンリング大手のTPRから出資を受ける。今回発表する新サービスを起点に、車載アプリ市場の基盤システム構築をめざす。新サービスは、現状では無料のスマホアプリだが、「車載アプリの先駆け的存在」(Bashow関係者)という位置づけだ。
Bashowは今回の出展を通じて、デジタルコンテンツによる新たな移動文化の創出、自動車・モビリティ産業の構造変化を促す。
ジャパンモビリティショービズウィーク2024は10月15日から18日まで、幕張メッセ(千葉市)にて開催するビジネスイベントだ。主催は日本自動車工業会。
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