BMWグループは、ストリーミングサービスの「Paramount+(パラマウントプラス)」を車両に導入すると発表した。これにより、BMWやMINIの最新のオペレーティングシステム9(OS9)を搭載した車両は、車載ディスプレイでParamount+のコンテンツを楽しめるようになる。

新サービスは、車両が停車中のみ利用可能で、長距離ドライブの休憩時や充電中の時間を有効活用できる。安全性を考慮し、走行を再開すると自動的にコンテンツは停止する。Paramount+は、BMW Digital PremiumやMINI Connected Packageと連携して利用でき、オーストリア、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、アメリカ、スイスで提供が開始される。

Paramount+は、人気ドラマ「Tulsa King」や「Star Trek: Strange New Worlds」などの人気フランチャイズ作品、さらにはライブスポーツやニュースまで、幅広いエンターテインメントコンテンツを用意している。

BMWとMINIの最新インフォテインメントシステムでは、Video App(DTS AutoStage Video Service Powered by TiVo)を通じてParamount+のコンテンツにアクセスできる。このアプリには、Paramount+以外にもPluto TV、Bloomberg、TED、Yahoo、Chiliなど、様々なプロバイダーのビデオコンテンツが集約されている。

この新サービスにより、BMWグループは車内のデジタル顧客体験をさらに充実させ、エンターテインメント機能を強化している。自動車業界のデジタル化が進む中、BMWグループはこうした取り組みを通じて、顧客満足度の向上と競争力の維持を図っている。

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