プジョーは、電動SUV『E-3008』と『E-5008』の「エレクトリック230ロングレンジ」の受注を欧州で開始した。フランス本国でのベース価格は、4万6990ユーロだ。

両モデルは、フランス製バッテリーを搭載し、WLTP複合サイクルでそれぞれ700kmと668kmの航続距離を実現する。これにより、パリからニースまでの長距離移動が競合他社よりも少ない充電回数で可能となり、長距離電動車としての地位を確立している。

E-3008は、発売以来、ヨーロッパで6万7000台以上の受注を記録し、その60%が「GT」仕様。新型『5008』も、2024年6月中旬からの受注開始以来、好調なスタートを切っており、ソショー工場での生産拡大が進められている。

新たに登場したE-3008とE-5008の「エレクトリック230ロングレンジ」バージョンは、フランスで設計・製造され、ACCギガファクトリーで生産されたバッテリーを搭載している。このバッテリーは96.9kWhの容量を持ち、230hp/170kWのモーターと組み合わせることで、優れた航続距離を実現している。

さらに、これらのモデルは、充電時間の短縮にも成功している。モード4では、最大160kWの出力でスーパーチャージャーを利用でき、20%から80%までの充電が27分で完了する。また、10分間で150kmの航続距離分を充電できる。

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